仕切りに「ごめんなさい」を繰り返した。




そしたら彼は「もういいよ」と言って、いつもの笑みを浮べた。








「しばらく外出は禁止ね。出かけたらダメ。僕のそばにいて。僕の、言う通りにして。わかった?」



問いに、無言を貫いたが。


「わかった?」と再び言われ、小さな声で「うん」と言った。