目を覚ました時には、朝になってた。 ベットに寝てて、寝間着を着てて、隣には……。 「おはよう。小春ちゃん」 「……お、おはよう…」 四ノ宮くんは起きてた。 ベットの脇に座って、ジッと私を見つめてる。 右手にはデジカメ。 「秘密の部屋、見られちゃったから、これからはもうコソコソせず堂々と撮れるね」 昨日のアレは現実。 あんなの狂ってる。 私のそばにいるこの彼は、もう悪魔だ。