意外過ぎる本音だった。
私が知ってる限りでは、彼はたくさんの友達に囲まれていつも楽しそうにしてた。
私はそれが、とても羨ましかった。
「学校での唯一の楽しみは、小春ちゃんに会う事。ただそれだけだよ」
「えっ……う、嘘……」
そんなの嘘だ……。
急に照れくさくなって、慌てて彼から離れた。
すぐに、彼の手が伸びてきて、背中に回され、抱き寄せられた。
「嘘じゃない。小春ちゃんとほんの少し会話をするのが僕の唯一の楽しみだった」
「……」
「小春ちゃんに会うために、学校に行ってたようなもんだから」
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