「っ……四ノ宮くんっ…」
空き教室の入り口には、冷たい目をした四ノ宮くんが腕を組んで立っていた。
氷のように冷たくて、恐ろしいくらい真っ黒な目。
春井くんを睨んでる。
「僕がいない間に、小春ちゃんをこんな所に連れ込んで……何してた?答えろよ。春井」
春井くんは、四ノ宮くんの親友のはず……。
なのに、親友のはずの彼に対して悪意を向けてる。
「何も。ただ話してただけ。お前が心配するような事はしてないから」
「ふーん……」
四ノ宮くんは明らかに納得してない。
私は怖かった。
四ノ宮くんが、春井くんに何か…恐ろしい事をするんじゃないかって。

