綺麗な、純粋な愛し方があれば。
それとは逆に、少し歪んだ形の愛だってある。
愛し方なんて、人それぞれだもん……。
「河瀬、お前……少し頭、おかしくなったのか……?」
「どうして……?」
「賢いお前なら、わかるだろ?束縛なんて歪んだ感情は……愛情なんかじゃないよ」
春井くんの震えた声は、静かに私の中でこだました。
賢い私ならわかる?
馬鹿言わないでよ……。
「じゃあ……何?」
「は?」
「結局は愛情って何なの?私には、わからないよ……。愛情が何なのか、わかるわけないっ……」
目の前の春井くんの顔がぼやけてきた。
感情的になり過ぎて、涙腺が自然に緩んだ。

