「いくら何でも、ベッタリ過ぎじゃない?」 春井くんの事は一理ある。 今の四ノ宮くんはずっと私を捕らえて離さない。 「それと……2人、一緒に住んでるってマジなの……?」 ドクン、と心臓が嫌な音を立てた。 どうして……? 「何で春井くんが、それを……?」 「……否定しないって事は本当なのか」 春井くんの表情は一気に曇り、小刻みに握り拳を震わせていた。 「一部の人の間で噂になってんだよ。2人が同棲してるって……。朝、一緒に家から出てくるのを見た人がいるんだって」