「そんなの簡単だし。あいつらを家の近くの人気のない公園に呼び出して、睡眠薬入りの水を飲ませたんだよ」




あの2人は、少なくとも四ノ宮くんに好意を持っていた。


それくらい、容易い事だっただろう。






「その間に、ナイフで刺して息の根を止め、死体は茂みの奥に隠した。あの公園は人気が全くないから、見つかる事は絶対ない」




淡々と、得意気に話す彼に少し寒気を感じた。