午前中の授業が終わってお昼休み。 「四ノ宮くん、先生に呼ばれてるから…先に屋上行ってて」 と、私が言えば、 「僕も一緒に行くよ」 ついて来ようとした。 「大丈夫だよ。すぐ済むから……」 「本当に?」 「うん……」 「…わかった。じゃあ、小春ちゃんのお弁当、持って行っておくね」 彼はそう行って、教室を出て行き、私も教室を出て資料室へ。