リビングには、ドライヤーの機械音。 「熱くない?」 四ノ宮くんの、優しい声。 「綺麗な髪……。明日は、思い切ってポニーテールにしてみる?」 他の人には、冷たい四ノ宮くん。 冷たくて、残忍な一面もある。 でも、私にはとても優しい。 「よし、乾いたよ。あ、よかったらアイス食べない?小春ちゃんの好きそうなの買っておいたんだ」 一緒にいて、恐怖心を感じる事もあるけど。 落ち着くのも、事実。