張り詰めた空気は、余計に重くなっていった。 ゾクッと悪寒が走った。 「さっ、屋上行こうか。小春ちゃん」 ニコッと、彼は急に表情を変えた。 私の手を引いて歩き出した。 チラッと春井くんの方を見ると、何か言いたそうな顔をしてこっちを見ていた。 この日を境に、クラスメイト達が自然と四ノ宮くんを避けるようになったのは言うまでもない。