どういうわけか、最近春井くんがよく話しかけてくるようになった。 それも決まって、四ノ宮くんのいない時に。 「よかったら、お昼一緒にどう?」 「私は……四ノ宮くんと屋上行くから……」 声をかけてもらえるのは、ありがたい事。 ただ、戸惑ってる。 何で私に声をかけるのか。 それ以前に、こんな場面を四ノ宮くんに見られたら……。 「あの…春井くん、早く…友達の所に戻った方が……」 「冷たくしないでよ。俺ら春仲間じゃん」 確かにお互い、名前に“春”がついてるけど……。