「えっと……冬真って、そんな独占良く強かったっけ…?」 オロオロしつつ、春井くんがその場の空気を悪くしないよう明るめに言った。 そんな彼の胸倉を四ノ宮くんは乱暴に掴んだ。 「…今度、小春ちゃんに馴れ馴れしくしたら……その口、縫いつけてやろうか」 ゾクッと、鳥肌が立った。 冗談じゃない。 本気だ。 きっと彼は本当にする。 その残忍な行為を……。 「…行こ」 四ノ宮くんは私のカバンを持ち、腕を掴んで無理矢理歩かされた。