私は周りを不幸にする人間。 何も秀でたものがなくて、ダメな子。 兄の言う通り、ゴミ以下の存在。 所詮、兄にとって私はストレス発散の道具でしかない。 こんな私を、好きって言ってくれるなんて。 四ノ宮くん……優し過ぎるよ……。 携帯を握り締めたまま泣き続け、結局メールの返信はできなかった。