「コレ……このガラケーのピンク、可愛い……」 私が手に取ったのは、薄いピンク色のガラケー。 見た瞬間、可愛いって思った。 「へーえ。小春ちゃんに、ピッタリの色じゃん」 そうかな……? ピンクなんて。 私には、合わない色だよ……。 「それじゃ、コレにしよ」 「え……」 「そこで待っててね。すぐ買ってくるから」 彼はさっさと行ってしまった。 買ってくるって……四ノ宮くん、自分の携帯を買いに来たんでしょ? なのに、何で私が選んだやつをわざわざ……。