約束 〜 最初で最後の奇跡〜

「あのさ、このクラスの奴ら、
すげぇ、見たことある奴ばっかなんだ
けど、お前だけは見たことない。」
そういえば、女子の皆さんから、
なにてめぇ、有名な方達と喋ってんだよ
くそがぁ。って感じの目で見られてる
もんなぁ。
「だから、ギターとしてはいるか、どう
かは、お前の歌聴いてから、決める」
「分かった!!いつ??」
「入学式、サボる」
「・・・大胆ね・・・」
うん、入学早々目つけられそう。
「今から、屋上いくぞ」
「え!もう!?」
「花!頑張ってね!私達も、サボるから !!」
「うん!ありがとう!」
私は、絶対認めさせないといけない。
だれとしたか、覚えてない、
何のためにしたか覚えてない
それでも、守らなければならない約束を


守るため