そこからはまるでジェットコースターのようだった。 感情が上下に揺さぶられるような感覚。 海星君の指が触れるたびにその部分が電気が流れたかのように熱くなる。 足をもじもじさせてしまいたくなるのをグッとこらえる。 だけど、それもすぐに限界になる。 初めてなのに、時折漏れてしまう甘い声。 自分のものとは思えないほど恥ずかしい声が口から漏れ、その度に恥ずかしさが全身を駆けまわる。