おとなしくアタシに溺れなさい!

「さすが、若葉!!」


「あたしだって探してるんだから、ついでよ、ついで」


「それでもいい! 若葉お姉さま大好き!!」


すぐに立ち上がり、若葉について店を出る。


時刻はちょうど放課後。


用意周到な若葉に感謝しつつ、合コン場所へと急ぐのだった。


獲物発見!


場所は駅の近くのレストラン。


レストランといっても学生でも入れる手軽さと、和室の個室がある。


「何人来るの?」


「5対5」


5人か。


あと3人の女子たちは若菜の知り合い。