おとなしくアタシに溺れなさい!

2人して保健室を出て昇降口へ向かう。


その間にも男子生徒たち何人かの視線を感じて、アタシはちょっと優越感。


隣の若葉はそんなこと興味もないらしく、普段通り他愛もない会話をしている。


「今日のメンバーは何人?」


校門を出てから尋ねると「2対2」と、返事があった。


アタシたちだけ!?