おとなしくアタシに溺れなさい!

なんなのよ!?


今まで合コンでこんな扱いを受けたことがないアタシは、自分ばかり必至になっていることが我慢ならない。


「ちょっと!」


ついにイライラが沸点へと達して、アタシは凪君をにらみつける。


他のメンバーたちも、アタシが大きな声を出したことで何事かと目を見開き、こちらに注目している。