おとなしくアタシに溺れなさい!

それを見て内心頬を膨らませるアタシ。


なによ。


いつもは若菜よりアタシの方がずっとうまくやるのに…。


凪君へと視線を戻すと、無言のままウーロン茶のグラスの中の氷をストローでかき回している。


暇、なんだよね?


明らかに暇そうだよね!?


隣にアタシがいるってのに話かけもせず、ため息までついちゃって…。