おとなしくアタシに溺れなさい!

ダメダメ。


凪君をお持ち帰りするまで、本性は隠し通さなきゃ。


とはいうものの、ずっとこの調子で会話をされると、さすがにつらい。


アタシはちらりと若菜の方へと目をやった。


若菜もちゃっかりお目当ての司会君の隣に座って、少し頬を赤らめながら何やら会話している。


しかも2人はなかなか会話が弾んでいて楽しいそうだ。