二度と目覚めないかもしれなくて、会いにもこれなくて。


そんな麻友さんを、凪君は一途に思い続けてて…。


合コンで出会ったアタシなんか、凪君に好かれる資格がない。


久しぶりの本気の恋だって舞い上がってたけど、でも…。


凪君は、それ以上の経験をしていたんだ。


「帰ろう、ね?」