おとなしくアタシに溺れなさい!

どうして?


そう聞きたいけれど、聞いちゃいけない気がして言葉にならない。


若葉がアタシの手を握り締めてきた。


その手から伝わる体温に、少しだけ気持ちが落ちつく。


聞きたくない。


でも、聞かなきゃ…。


凪君への気持ちがアタシの中にある限り、逃げちゃいけない。