おとなしくアタシに溺れなさい!

と、勝手に心の中であだ名で呼んでいるアタシは、ちらっと凪君へと視線を送った。


当然、凪君も寂しそうな顔を――して、いなかった。


全くこちらには興味を示さず、ひたすら目の前のパスタを食べている。


なに、それ。


合コンでしょ?


目の前にこんなにも可愛い女がいるのよ?