おとなしくアタシに溺れなさい!

アタシはここ最近かなり真面目になってしまっているようで、パッと思いつく異性がいなかった。


「功ちゃん…くらいかなぁ?」


その名前を口にすると、殴られた記憶が戻ってくる。


でも、今となっては功ちゃんのそんな気持ちも、なんとなく理解できる自分がいる。


「じゃぁ、功ちゃんもさそって、みんなで突撃しよう!」


なんだかちょっと楽しそうな若葉につられて、アタシは「おーっ!」と、拳を突き上げたのだった。