ナイス、司会君!


眉をよせて、もっとアピールしろよ、と言っている司会君に、内心拍手を送る。


「高校2年」


「それ、みんな知ってる。今日は同級生だけ集めたから」


「今日は数合わせで…」


「それも、さっき凪斗が来る前に俺が説明した」


「…遅刻して、スンマセン」