それでも2度目のデートは最初のデートよりも恋人っぽくて、向かい合わせに座ってオムライスが運ばれていくるのを待っていると、


なんだかちょっと顔がにやけたりした。


ここは約束場所から歩いて10分ほどの場所にある小さなファミリーレストラン。


アタシはここの看板メニューのオムライスを頼んで、凪君は日替わり定食を頼んでいた。


「ねぇ、今日はどうして会ってくれたの?」


どう考えたって、わざわざ凪君が自分からアタシに近づくようには思えなくて、そう尋ねた。