中学時代に一度だけ経験した恋愛と、よく似た感覚がよみがえってくる。


もしかしてアタシ、本気で凪君を好きに…?


保健室のベッドを占領しているアタシは、真っ白な布団を頭からかぶった。


そんな、まさか。


今まであれほど本気の恋愛は二度としないと、誓ってきたのに。


とんだ不覚。