龍side... 怒りで目の前がまっくらになった。 妃菜は、こんなことを一人でずっと抱えていたのかよ。 なんで、もっと早く気付けなかったんだ。 無理やりにでも、聞くべきだった。 俺は、自分が情けなくて仕方なかった。 何も言わず、俺の家まできた妃菜は ずっと泣いている。 龍「妃菜…」 さっきより強く妃菜を抱きしめる。 妃菜「ね、がい…おね、がい。 きら、いにならない、で…。」 泣きながら、妃菜はまるで 小さい子供のように泣きじゃくった。