―もっと、刺激的な恋を。―

悲しい時に泣き 楽しいときに笑い 腹が立つときに怒る それが、普通で私たちにとっては当たり前。 だけど、彼女は 何をしていても、どんな時も笑っていた。 辛くても、苦しくても、悲しくても。 そんな彼女の笑顔は まるで、 _______________悲しみの笑み.

私を愛してくれた彼、嶐夜(Ryuya)は 伝説の雷牙と呼ばれる最強の男だった。

「先輩っ大好きです！」 大好きな龍先輩を思い続ける一途な女の子、妃菜。 「無理。」 クールかつ冷たく突き放す、龍。 ずっとずっと龍先輩を思い続けている妃菜。 そんな妃菜には実は深く悲しい闇が...。 「龍先輩...私、もう あの頃みたいに笑顔で "スキ"って言えないよ...。」 悲しみで満ちた瞳、拒絶する身体。 二人を待ち受ける困難、 それぞれが"愛"を確認し、乗り越え... そして、知る。 "Love does not change" - 変わらない愛 -

深い闇に包まれた私の心を癒してくれたのは、 _____最強の暴走族"零剛"3代目総長上条仁、あなたでした... 「何があっても守るから 黙って俺のそばにいろ。」 あなたがそう言ってくれたから、 私は強くいられたんだよ。 「凛...」 例え、あなたが寝言で私じゃない人の 名前を呼んでも、耐えられたんだよ。 あなたが私を救ってくれたから 私もあなたを救いたいの。 大すきだからこそ、幸せになってほしい。 そう思っているのに、心は悲鳴をあげていた。 くるしい…そばにいることが、苦しい。 ねぇ、仁。 たまに見せる悲しそうな瞳は 愛おしそうな瞳は いったい誰に向けての瞳ですか? あなたの心に、私は少しでも残れますか? あなたは今、誰を…誰を思っているんですか?