―――――――――― ――――――― 「お団子くださーい」 暖簾をあげて中に入ると、看板娘と思われる少女が出迎えた。 「お待ちしておりました。新撰組一番隊組長、沖田総司様。」 「え!?」 怪しい!! そう思って刀に手をかけるも首に衝撃がくる。 「うっ…な、んで…」 薄れゆく意識の中、総司の目に映ったのは、先程の少女…… ではなくニヤリと笑った女性だった。そして、その手には何故か愛刀がにぎられていた。 ―――――― ―――――――――