金太は部屋にはいると、すぐに俺に近寄ってきた。

金太「会いたかったぞ、一決!」

一決「お、おいっ、こりゃぁどう言うこった!お前が殿様なんて聞いてねえぞ!」

金太「仕方が無いだろ。城下にはお忍びできていたんだ。
それに、俺が殿だと知れば、皆が皆受けに回ってしまう。対等に事に臨めるようにと正体を隠したまでだ」

なるほどね。でも、納得いかなかった。そんな俺に金太が笑いかけると、俺の槍を鷲掴みにした!