1日、リラとリルで全力で走り続けてアクパトルについた。

リルとリラはかなり速いスピードで走るので着けたのだ。
普通なら馬車で3日ほどか
アクパトルは小国で近くに海があり、漁業が盛んだ。
でも海には魔物が出るので、冒険者と共に行うのが通常である。



…もう夜だしな
流石に家探しは無理か。


家の購入を諦め近くあった宿に入る。


「いらっしゃい!
お一人かい?」

「ああ。」

「ついてるねぇ、あんたでちょうど最後の一部屋なんだ!
一泊銅貨5枚だよ!
ところで勇者ってのはお前さんかい?」

「いや。違うな」

あんなのと同類にはされたくないものだ。

「ああ、そうかいそうかい
悪いねぇ、勇者様は黒髪黒目って聞いていたからてっきり
ってことは冷酷な冒険者ってのはお前さんだね?」

「まぁ、そう呼ばれたことはある。」

なんとも嫌いな呼び名だ。
厨二病っぽいというか…

「そうかい!
一度会いたかったんだよ
うちの息子がお前さんのおかげで助かったみたいでねぇ
いやぁ、感謝してるよ!」

「…記憶にないな。」

「それでも感謝してるのさ!
冷酷だの残虐だの言われてるらしいけど、あたしはそんなこと思ってないからねぇ!
これからも頑張っておくれよ!」

「…ああ。それより朝食はあるか?」


「6時から9時さ!
その時間なら一食銅貨1枚だよ
けどまぁ、お前さんならサービスしようかね!

そうそう、名前は何て言うんだい?」

「そうか。
クロースだ。」


金貨一枚を渡す

細かいのは金貨しか持っていなかったのでしかたない


「クロースさんか!息子ったら恩人の名前を言いやしないんで気になってたんだよ

本当にありがとうねぇ

銀貨9枚と銅貨5枚のお返しだよ
部屋は階段上がって右の扉さ
ごゆっくり~」