「ごめんね心配かけて。もう大丈夫だよ!」 精一杯笑って見せる。 美麗は優しい子だ。 本当に私の事を心配してくれたんだろう。 そして俊が私の机に来た。 「愛衣、無理すんなよ? 辛かったらいつでも言え」 そう言い私の頭を撫でてくる。 そんな優しい言葉をかけてくれて 嬉しいよ。 嬉しいけど....勘違いしちゃうよ。 また、自惚れちゃう。 もう、溺れちゃいけないのにな。