いつも、三人で学校行って。 授業中も手紙回したり くだらない話して笑って。 寝ている私を美麗が優しく起こしてくれて、それを見た俊が笑って。 お昼も三人で食べて。 帰りも他愛もない会話しながら 三人で帰って。 あの二人のおかげで 私は毎日楽しかった。幸せだった。 二人からはたくさんのものをもらった。 悪い思い出なんて、ひとつもない。 二人とも思い出がありすぎてどうすればいいのかわからない。 もう、今日は考えるのやめにしよう 私は、瞼をゆっくり閉じた。