"キーンコーンカーンコーン" チャイムが鳴って、生徒達が教室に駆け込んでくる。 そんな生徒と混じって教室に入ってきたのは上城君で。 『香里ちゃんと付き合うの?』 聞きたくてたまらないその言葉をしまいこんだ。 聞く勇気がまずない。 そして、もし聞けたとして 『付き合うことになった』 そう言われたら私は笑顔でいられる自信がないから。 どっちにしろ、聞けない。