「愛衣、ちょっと来て」 上城君の話さなくなってから3週間が経とうとしていたある日。 昼休み、いつものようにお弁当を取り出していたら美麗に腕を掴まれて廊下に連れ出された。 「どうしたの?」 私がきいても、無視。 ただただ私の腕を掴んで歩いていく。 連れて来られたのは、前に来た図書室。 いい思い出がないこの図書室。 出来ればもう二度と来たくなかった。