私の彼氏は親友とデキていました



「起立、礼」



いつも長く感じる授業が、早く感じて。




「愛衣ちゃんっ」



教室の扉から顔を覗かせる香里ちゃんを見て複雑な気持ちになって。




「上城君のそのパンおいしい?」


「ん、うまい」





仲良く話す2人を見て、また黒い感情が湧いてきて。





もう、どうすればいいのかわからない。





「あの、さ....上城君。
今日の放課後、一緒に来て欲しいところがあるんだ。駄目かな?」





上城君の隣は私だったのに、いつの間にかそこは香里ちゃんになっていて。



2人の距離は日々縮まっていく。