ーーーーーーーーーーーーーーー 「上城君どうしたの?」 次の日、学校に行くと上城君が席でぐたっとしていたから声をかけたら 「腹減った.....」 とのこと。 「上城君、朝ご飯食べてないの?」 そう聞くと少し体を起こし 「時間なかった」 と。 朝ご飯なしじゃきついよなー。 そう思い、鞄の中からお弁当を取り出し、おにぎりを1個上城君にあげた。 「はい、あげる。 中身ツナだけど大丈夫?」 「くれんの?」 「うん、3個も作っちゃって。 そんなに食べれないし」