なんて考えていたら 「ね、それで誰なの?」 いつものおっとり美麗ではなく 悪魔の顔した美麗がここにいる。 別に隠す必要もないよね。 そう思って 「......上城君」 そう言って見たら、2人はポカーンとした顔をした。 「上城君......? そんな人いた?」 「俺も聞いたことない」 そんな2人を見て思い出す。