昼休み終了のチャイムが鳴り バタバタと駆け足で 教室に戻って行く生徒達。 私はその光景をぼーっと眺める 私も教室に戻らなきゃ。 そう思うのに私の足は ........階段の方へと動いていた。 静まり返った階段を 一歩一歩上がっていく 気づけばもう上に続く階段はなくて 目の前にはいつかの扉が。 何の躊躇もなくその扉を開ける その瞬間目に飛び込んでくるのは 眩しいくらいに輝いている太陽 澄んだ青空。 そして、落書きされた地面。