私の手からコーヒーを取る稲瀬。
「でも貰っとく…ありがと」
フワッと微笑む稲瀬に…
不覚にもドキッとしてしまった…
「……いいって…」
赤くなる顔を必死で隠す私。
不思議…
こんな奴…今までいなかった……
「じゃ、指お大事に」
「あ、うん…」
稲瀬はそう言ってカバンを持って帰って行った。
裏庭を出ていく稲瀬の背中を、
じっと見つめてしまう…
まだ心臓がうるさい…
私はしばらくその場から動けなかった…
明日…
またここで会えるんだよね…
私は花壇の花を眺めながら、
不覚にもそんなことを考えていた。
「でも貰っとく…ありがと」
フワッと微笑む稲瀬に…
不覚にもドキッとしてしまった…
「……いいって…」
赤くなる顔を必死で隠す私。
不思議…
こんな奴…今までいなかった……
「じゃ、指お大事に」
「あ、うん…」
稲瀬はそう言ってカバンを持って帰って行った。
裏庭を出ていく稲瀬の背中を、
じっと見つめてしまう…
まだ心臓がうるさい…
私はしばらくその場から動けなかった…
明日…
またここで会えるんだよね…
私は花壇の花を眺めながら、
不覚にもそんなことを考えていた。