「もう…やめよう?諒の言ってることはわかるけどこれ以上はもうなし!はい、はい。紗笑の所に行く!」 私は諒の背中を押した。 「その…女の子は亡くなった。」 えっ…? 今ハッキリと聞こえた。 『その…女の子は亡くなった。』 「何を根拠に諒は言ってるわけ?そんなのめちゃくちゃ。でたらめな嘘を吐くのやめて!」 私の右肩に手が乗せられた。 「斎藤の言ってることは全部正しい。」