「今から紗笑の家行こっ。」 紗笑はクローゼットの扉を閉めてニコッと笑うと私の手を握って家を出た。 紗笑の家は二つ隣の家で一軒家。 私の家もだけどね。 紗笑の部屋に入るとピンクの色の物が散乱していた。 「ごめんね。散らかってて。」 「大丈夫だよ。それにしてもピンクが多いね。」 「ああ。ピンク好きだから。」 そういえば紗笑ってピンクの物を見ると目を輝かせていた気が… 紗笑は自分のクローゼットからシンプルのふわふわな白色のニットを出した。