空音を奏でる宙


ワンルームのリビングのベランダの前の窓の側。
そこには一台の車椅子。

それに乗っていたのは入院中の患者が着るような白衣のようでパジャマのようにゆったりとしたものに身を包んだ──


──一人の少女がそこにいた。