白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】


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「昔の知り合い?」



「つか、友達。男友達みたいな感じだった」



「へえ」
 


放課後になってすぐに、クラスの奴らはまだにまにましていて居たたまれなかったので滝篠の教室に逃げてきた。



そして一応報告しておく。



……『報告』って言い方がおかしかったら……何だろう?



まあ何でもいいやな。



 

滝篠は最後列の自分の席で昼間借りて行った本を読んでいた。



と言うか秒単位でページをめくっていた。



あれかな? フォトリーディングというやつ。



俺も指南本を読んで、目下挑戦中だ。




……そう言えば滝篠も帰宅部だったか?




「琴吹の方はわかっていたのか?」