白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】



「雅風! 授業中に何叫んでる!」
 



ジークに怒鳴られたけど思い出した! 

せつなだ! 

あのいつも傷だらけのちっこいせつなだ! 
でもあれえ⁉


「お前……せつなっ⁉」
 


俺は刹那を見て素っ頓狂な声をあげてしまった。


記憶の中のせつなと違う。



「何だその驚きは」



「何よ雅風、刹那は刹那でしょう」
 


刹那に続いて莉音に言われたけど、今《刹那》と《せつな》が繋がったんだよ俺は!



「ちが……っ、俺お前のことずっと男だと思ってたんだけど⁉」