嫌われることに慣れているわけじゃないけど―― ――むしろ嫌われるとかいやだから俺は自分をこうだと決めたのだけど―― ――やっぱり仲良くだろう! せっかくのクラスメイトなんだから! 「燃えてんなー」 諒平の平坦な声を聞きつつ、遠目に刹那を窺う。 やっぱり周りにいるのは女子だけじゃない。 刹那に集まる理由は、転校生への物珍しさだけではないと思う。 冷たそうに見える外見の分、話すとフランクで明るいから惹かれるのかもしれない。