「あーなんかもうぐじゃってるからみんなで写真撮っちゃうよ! お前らすげー楽しそうだなー!」
「楽しいよ!」
「ほら! そんな隅っこにいないでおいで!」
「みんなでやるから楽しんじゃん!」
みんなもう手あたり次第に友達や顔見知りを連れて来て、遠くから眺めている他クラスの生徒も巻き込んで、
写真部だけじゃなくてケータイカメラを構える奴らも一緒に撮っている。
なんか……すげーね。
……このみんなが、全部がきっと、俺が生きることを辞めたくない理由。
生まれたことには何も思えない俺だけど。
生きていることには感動するから……な。
きっと、出逢えたからそう思えるんだ。
……俺、生きていてよかった。
ありがとう
了



