落ち着いた声音は滝篠教授のもの――え? 「雅風、これどういうことだ?」 「いや……これは俺もわからん……」 ジークが滝篠教授を連れて来たことに、俺と壱星だけわけわからぬ顔だ。 俺は理波ちゃんと壱星で写真を残したいとみんなに言ったんだけど―― 「!」 「「………」」 一組生と、まばらにいる五組生が俺たちに向かって親指を突き立てて見せた。 暗躍か! 「滝篠教授の生徒だったんだよ、俺」 ジークがそう説明した。 俺は訊き返す。